Draft Sight _ ページ設定

今日から文体を変えます。

AutoCADは、作図空間の印刷範囲と、印刷尺度で図面の尺度が決まるため、印刷の前にたくさんの設定があります。また、同じ設定を何度もしなくてすむように、印刷時の設定を「ページ設定」として保存し、複数の図面ファイルから参照できる仕組みがあります。
AutoCADは図面ファイルの中に、CADデータの一部として「ページ設定」を保存しますが、Draft Sightは「ページ設定」を「印刷コンフィギュレーション」と呼び、図面ファイルとは別のファイルとして保存します。

では、用紙サイズA4横で、図面の尺度が1:20の印刷設定を作りましょう。

[ファイル]メニューから[印刷設定マネージャー]をクリックします。
[新規…]ボタンをクリックします。
ベースにする印刷設定を聞かれるので、「デフォルト」を選び[OK]をクリックします。
ファイル名を付けます。どんな設定内容なのかが分かる名前にしましょう。[保存]をクリックします。
AutoCADとほとんど同じダイアログが開くので、ページ設定を行います。印刷範囲の「窓」に相当するのが[指定]です。
ダイアログ左下の[その他のオプション…]ボタンをクリックします。
ここで開くダイアログで「印刷スタイルテーブル」を選択します。黒で印刷するのなら「monochtome.ctb」を選び、[OK]ボタンをクリックします。
 印刷コンフィギュレーションファイルが出来ました。[アクティブ化]ボタンをクリックすると、今開いている図面ファイルと、これから作る図面ファイルに適用されます。
ここではアクティブ化しないで、[閉じる]をクリックします。
 印刷コンフィギュレーションファイルは、「ライブラリ」フォルダの深い場所に保存されます。不用になったときは、ここで削除します。

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